豊島区議会 決算特別委員会最終日。意…

豊島区議会 決算特別委員会最終日。意見を述べました。
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みんなの豊島、関谷二葉でございます。今回の予算特別委員会に付託された平成27年度一般会計予算、平成27年度一般会計補正予算第1号、ならびに国民健康保険事業会計予算、後期高齢者医療事業会計予算、介護保険事業会計予算について、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。
 私どもみんなの豊島、前身の豊島区議会みんなの党は、区民の視点に立ち、区民の方々の利益を追求すべく、行政のスリム化、効率化、そして各事業が真に区民の利益に資するものなのかを主眼に、また、納税者の視点では、公平性という観点で審議に臨んでおります。
 聖域なき事業の総点検が平成25年度から行われ、今回はその決算評価を受けた予算編成となっております。その中で新規拡大事業は、270事業,
約76億円。消滅可能性都市から持続発展都市へと転換させるための予算編成が図られました。
初日の総括質疑でも指摘しましたが、当初予算としては、平成27年度予算は2年続けて、財政調整基金の取り崩しをせずに、予算を編成した、とのことですが、平成26年度は、補正予算において財政調整基金と公共施設再構築基金を取り崩し、新庁舎保留床購入費等にあてております。本来、この費用は、当初予算として組み込むべきと会派としての意見を述べてまいりました。当初予算の段階で取り崩しが明白でありながら、平成25年度決算が認定され、その剰余金を財政調整基金に組み入れない限り、予算編成ができないために、当初予算額の10%を超える額の補正予算を組まざるを得なくなりました。そして、新庁舎保留床購入に伴い、財政調整基金から庁舎等建設基金に110億円が償還されましたが、まだ80億円が一般会計で運用されたままとなっています。平成27年度も、この約80億円を償還するための補正予算が、平成26年度の決算認定後に上程される予定とのことです。この2年間、決算剰余金を繰り入れない限り帳尻を合わせられない、自転車操業状態が続いています。いま大規模な災害が発生し多額の財政需要が発生したらどの様に対応するのでしょうか?現庁舎跡地活用事業者から地代が支払われ、そしてその地代収入が新庁舎整備に関する区の支出を上回らない限り、実質的な健全化とは言いがたいものと考えます。
また、現庁舎跡地活用のプロポーザルにおいて優先交渉権者選定に関する事項は、いまだ審査中のため、3日後の3月19日に報告されるとのことであります。今後の区政運営に大きな影響を与える現庁舎跡地活用事業について、今期最後の予算委員会において事実に基づいて審議することができなかったことは非常に残念であります。

平成27年度予算において、基金残高と起債残高について約169億円の債務超過となっていること、義務教育施設整備基金が、今後も学校改築が続くにも関わらずほとんど積み立てられておらず、ここ数年で漸減していること、公共施設再建築基金は、新庁舎保留床購入経費に約26億円が使われ、平成27年度当初予算での残高は、約6億円であり、それに対し、平成28~29年度の投資的経費の概算想定における基金繰入金は60億円予定されているため、それをどう賄っていくのか等、財政状況は現庁舎跡地の地代収入が活用事業者から実際に支払われるまで、厳しい運営を強いられます。
今回の予算特別委員会の時点では、現庁舎跡地の地代金額が未確定で、収入時期が明白でないため、今後の財政運営についての疑義は残っております。

款別審査において懸念される点をいくつか指摘致しましたが、ここでは割愛させていただきます。限りある財源の中での運営を考えると懸念材料は多々ございます。これからも行政が各事業の費用対効果を見きわめ、さらに無駄を削減し、事業の効率化を推進することを要望いたします。

現庁舎跡地活用が区民の方々の利益につながる形で確実に遂行され、基金の一般会計での運用などの過去の負の遺産がこれで一掃されるということを望み、平成27年度一般会計予算、平成27年度一般会計補正予算第1号、ならびに国民健康保険事業会計予算、後期高齢者医療事業会計予算、介護保険事業会計予算について議案に賛成をいたします。

最後になりましたが、私の質問に真摯にお答えいただきました区長、副区長、教育長並びに理事者の皆様、そして公平な運営に御尽力をいただきました委員長、副委員長に心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。以上をもちまして、私の意見開陳を終了いたします。ご清聴ありがとうございました。

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